皆さん、こんにちは。暑中お見舞い申し上げます。もう既に7月ですね。随分ご無沙汰してしまいました。お元気でいらっしゃいますか?
前回、1月末に更新してから、瞬く間に時間が過ぎてしまいました。というか、本当にいろいろなことのあった数ヶ月、改めて冷静に振り返っていきたいと思います。
ところで、このページをご覧になっていらっしゃる皆さまは既にお分かりのことと思いますが、ホームページのトップページをリニューアル致しました!
管理人の方は、僕がプログの更新を怠けても、いただいたメールへの返信が遅れても常にじっと耐えつつ、何年もお付き合いさせていただいています。
耐えつつ、というより諦められているのかも知れませんが、とてもよいウェブデザイナーさんだと思います。ご紹介致しますので、ご興味のある方は是非!
6月に引越しをしました…
さて、ここ数ヶ月の内にいくつかの動きがありまして、僕は6月に引越しをしました。
東京は大田区から渋谷区に引越しました。いろいろ考えるところもあり、マンションを購入することにしたのです。というか、購入したいという願望は随分前からあり、1年以上前から物件を見てきました。
というのは、ざっくりと言いますと家賃に10万円以上払うなら、それを毎月払い捨てていくよりは自分のものになった方がいいという考え方と、もう一つは僕は音楽家なので、どうしても家の中で音を出す。また、楽譜やCDなどの音源の分量が嵩むので、毎回の引越しが大変であること、また、音出し可能な賃貸物件は、探し始めるとよい条件の物件がなく、あっても割高な印象なので、楽器を置くことなどを考えたら賃貸よりは分譲なのです。
ということで、お仕事の合間に物件を見ながら探してきましたが、3月に「これならいいのではないか?」というものが見つかり、そこから購入に踏み切り、様々な手続きを経て今に至るのです。そして、6月5日、無事に引越しを終えました。
購入の手続きを行ってきて改めて思うことは、僕のような職業の者は、個人事業主というのですが、個人事業主がローンを組むのは本当に大変だということ。はっきり言うと、個人事業主イジメに近いものがあると思います。
この機会にいろいろ見直してみる…
とはいえ、今までのお金の出入りを改めて見直すよい機会になったと考えて、今度は保険の見直しに取り掛かろうと考えているところです。
引越しを終えて約一ヶ月が経過し、前の大田区の家では狭くてできなかったオーディオのコンポーネンツを組んだり、その前から使っていた家具を改めて置いてみて、その物が本当に自分にとって必要なのかどうなのか?考えてみています。
また、これを機に、CDや楽譜も目録を作り、本当に要らないのではないか?と思われる物は、売却もしくは処分していこうと考えています。つまり、大きな断捨離を推し進めているところです。
この作業は実はなかなか楽しくて、ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、僕は物を買う時に異常に拘るので、自分の買った物は物凄く大切にするのですけれど、一度自分の物になった品々を手放す時に、ただ棄てるということは絶対にしたくなくて、日々買って下さる業者さんや有効に捨てられるやり方を探したりしています。
もっともっと見直してみる…
お金の話ばかりで恐縮ですが、ここ数年の確定申告の内容を見る必要が増えて、見ておりましたが、飛行機代が年間多くて約200万円ほど掛かっておりました。経費としての飛行機代、つまり移動に掛かる費用です。これも、もう少しどうにかならないかと考えています。僕が航空会社に辛口になる理由が分かりますでしょ?(笑)
そんな飛行機の話題。先日乗った時に預けたカバンのファスナーのツマミが、外れて紛失しておりました。乗った便はエアドゥのものでしたが、オペレーションはANAでした。そのANAによりますと、預け荷物におけるファスナーのツマミの紛失などは免責とのこと。規定のサイズを超えるものは預けてくれというから預けたのに、それが壊れて戻ってきたら免責だという。
このしくみって、本当にどうにかならないものでしょうか?腹が立って仕方がないのは僕だけではないはず。航空会社関係の方でこのブログを読んでくださっている皆さま、これは僕が悪いのでしょうか?腑に落ちません。
もっともっと…もっともっとじっくり見直してみる…
引越しとほぼ同時に、先日、特別都民税、区民税の支払いの用紙が送られてきました。
納税しなくてはいけない額を見て愕然。何と、28万円なにがしでした。この税金、果たして一体何に使われているのでしょうか?自動車税もそうですが、僕は税務署に電話して尋ねてみましたところ、このような「一般税」というのだそうですが、使い途は公表されていないそうです。この上に消費税、固定資産税、そして国民健康保険、国や自治体は一体どれだけ吸い上げたら気が済むのでしょうか?
というか、皆さん、自分の払ったお金がどのように使われているのか、もっと興味を持ちませんか?
演奏活動を楽しみながらも…やっぱり見直してみる…
そんな中ですが、演奏活動の方は本当に素晴らしい方々に囲まれて楽しくやっています。たくさんの楽団からもお声掛けいただき、皆さんの期待に応えたい、いえ、それ以上の喜びをもって演奏会を終えたい、そのような意欲やヤル気がふつふつと湧いてきて、どの楽団の皆さんとも毎回の練習、本番が楽しく進んでいます。本当にありがたいことです。
僕は、あちこちに行ってリハーサル、本番をやるものですから、交通機関で移動する、というのは、仕事の内みたいなものなのです。従いまして、自分で言うのもなんですが、荷造りやパッキングは手慣れたものです。同時に、鞄にも一つひとつの考えと拘りをもって導入してきました。少し長めの現地滞在の時はトゥミというアメリカのトローリーケースを、それよりも短期の滞在の際にはグローブトロッターというイギリスのメーカーの21インチのトローリーケースを愛用してきました。
どちらも選びに選び抜いたモノたちであり、愛情を持って使ってきました。が、先日この内、グローブトロッターの方の車輪が壊れてしまい修理を依頼したところ、車輪をたった二つ替えるだけで、52000円に消費税だと言われてしまいました。その時僕は耳を疑ってしまいましたが、聞けばグローブトロッターの正規代理店を通して買ったモノは、同じ修理で26000円に消費税だとのことなのです。確かに僕のカバンは、楽天市場で購入したいわゆる並行輸入品でした。でもそれは、僕も並行輸入品を買いたかった訳ではなく、僕の欲しかった色や仕様が、少し前に正規品としては廃盤になったからです。そのことを説明しても受け容れてもらえず、泣く泣く修理を依頼してきました。
本当に必要なもの…本当に良いモノ…ほんとうに残っていくもの…
僕がこの話を書くのは、皆さんの同情を引きたい訳ではありません。しかし、そのメーカーの歴史や哲学に共感して、そこのモノを使いたいと購入した熱心なファンを、このようなお粗末な対応で失うであろうことに対してメーカーや代理店は、何とも思わないのだろうか?と疑問を感じました。
事実、僕は今後カバンを買い換える、買い増す時などは、同社の製品を除外して考えるでしょう。もちろん、いろいろな価値観がありますから、前述の修理に掛かる値段を高額だと感じない方もいらっしゃるでしょう。並行輸入品だから仕方がない、と思う方もいらっしゃるでしょう。でも、良いモノをその都度直して大切に使い続ける、という美徳を持っている(はずの)英国のモノ、その価値観が今回のこの一件で少し揺らいでしまったことは僕にとってとても残念でありましたので、皆さんへのご報告を兼ねて、敢えてメーカー名を出しながらお伝えさせていただきました。
書き始めると、まだまだ書きたいことがたくさんあって、でも、あまりブログの更新を先延ばしにもしたくなく、まずは久々の更新を早めにすべきかと思いまして、この約半年の演奏会の印象や出来事などは、また次回以降に書き進めてみようと思います。
暑い熱い…夏をがんばってのりこえましょう…
皆さん、本当に暑い毎日が続いております。また、その裏返しからでしょうか?各地ではゲリラ豪雨と呼ばれる想像を遥かに超える大雨が多くの被害を出しています。そんな中ですが、どうかどうか暑さに負けずお元気でお過ごし下さい。更新が遅れましたこと、心よりお詫び申し上げます。